2019年11月23日

人工牛肉を宇宙で3Dプリンターで作り出す研究が進められている

人工牛肉を宇宙で3Dプリンターで作り出す研究が進められている
牛肉


地球の上空に浮かぶ国際宇宙ステーションにおいて、人工牛肉を宇宙空間で3Dプリンターで作り出す研究が進められているそうで、これまで地球上で人工肉を作成してきた業者が挑戦しており、牛の細胞を3Dプリンターで筋肉組織として作成することで人工牛肉を作り出す実験に成功したのだそうで、実際の牛の筋肉組織が作り出す行程をまねしているのだそうです。

人工肉といえばアメリカのハンバーガーショップでメニューに導入されるなど注目されていますが、大豆タンパク質抽出物やリンゴ抽出物、ココナッツオイルなどを原料とした植物由来の人工肉なのですが、宇宙で3Dプリンターで作り出される人工肉は、牛の筋肉組織から作られているようなので、植物由来の人工肉というわけではなく、より実物の牛肉に近い存在なのかもしれません。

そもそも人工肉が注目を浴びているのは肉類でない植物由来のベジタリアン用という側面もあるかもしれませんが、飽和脂肪酸を多く含んだココナッツオイルを材料となっていることで、健康面へのメリットがあまりないようで、むしろ家畜の飼育による温室効果ガスの削減や広大な土地が必要でなくなり、水の消費量を削減できる地球環境への優しさが期待されているようです。

宇宙空間で人工牛肉を作り出す際にも、水を多く消費せずに食料を確保できることは、宇宙という限られた空間と資源の中で生活するのにメリットが期待できそうです。



Posted by moon586 at 11:08